説明
焼結工程でのエネルギー消費量は、鋼材1トン当たりの総合エネルギー消費量の約10%を占め、高炉製銑に次いで2位となっています。焼結機の点火炉は、焼結生産の主要なエネルギー消費設備です。その役割は、焼結機台車上に分散された混合物中の燃料に点火し、ファンの吸引と組み合わせて上から下へ焼結プロセスを進めることです。
焼結機点火炉の点火効果は、適切な点火温度の利用可能性に関係するだけでなく、焼結生産量、品質指数、および焼結プロセスのエネルギー消費レベルにも影響します。
当社の高効率省エネ焼結点火炉の特長:
1. 炉体の着火部と断熱部の包み込み具合とバーナーの合理的な配置により、火炎のオーバーフローがなく、高炉ガス消費量を38~48m3/t程度に抑えることができます。
2. バーナは当社が独自に開発した新型省エネバーナで、着火温度を確保しながら省エネ効果が得られ、着火温度は1100℃±50℃で安定しています。
3.耐火物部分は当社が独自に開発したキャスタブルを採用しており、耐熱衝撃安定性に優れており、耐用年数は一般に3〜5年に達します。炉頂部構造部材をプレハブ化することで、現場での施工時間を短縮します。
焼結点火炉は、炉本体、バーナー、空気予熱器、ガス予熱器、ファンなどで構成されています。
仕様
指標 | データ |
支持焼結機 | 25t/h |
燃料のタイプ | 高炉ガス(低位発熱量:750Kcal/Nm3) |
ガス消費量 | 140Nm3/t |
制御モード | PLC自動制御 |
プロダクションモード | 連続 |